犬の個性を伸ばして育てるしつけ方のコツ
人間に色々な性格の人がいるように、犬にもいろんな性格の
犬がいることを知っていますか?
その性格を決定する最大のポイントは犬種です。
犬の種類は、もともと人間が目的を持って作り出した生き物なので
犬種によって外見だけでなく性格も大きく変わります。
だから、犬を選ぶ時は、住宅環境や家族構成などを考えて最適な
特徴の犬種を選ぶのがいいでしょうね。
また、同じ犬種でも個体差があります。同じ親から生まれた子犬
でも、1頭は温厚な性格なのに、もう1頭はやんちゃな性格のこともある訳です。
これは人間の子供でも同じですよね。だから、犬を選ぶときには、
自分の希望にマッチしている犬種だからといって安心してはいけません。
1頭1頭の性格の違いもよく認識する必要があります。
しかし、こうした先天的な性格の違いだけでなく、後天的な原因
による性格の違いもあります。
犬の性格は、飼い主の性格、家族構成、環境、飼い方などによって
どんどん変化していきます。
ですから、これから愛犬を飼おうと思ってている人は責任重大ですよね。
人の育て方次第で愛犬の性格が良くも悪くもなるのです。
かつて犬の祖先が野生だった頃は、群で生きていくために必要な教育を
親犬が子犬に行いましたが、現代では親犬と離れるのが早いために
親犬からの教育を受けていません。
ですから、飼い主は親犬の変わりに、教育・しつけをしなければなりません。
愛犬を素直にしたかったら、まずは子犬の生まれ持った性格をよく知り、
それに合わせたしつけをおこないましょうね